第19章 地底3000メートルの共同作業
リュウジ《でも先輩、下の様子がわからないこの状況では危険すぎることは確かです。先に無人探査機を下ろして…》
マサト《まどろっこしい!お前は地上待機だ。危なくないだろ》
リュウジ《俺のことじゃないです!ヒロムとエースをもし失うことになったら…!》
ヒロム《リュウさん。大丈夫です。やりますよ、俺》
『ヒロムくん…』
ヒロム《陣さんは虫の好かない人だけど、この作戦しかないと判断します》
マサト《お?いいねぇ。男らしい》
リュウジ《ヒロム…》
ヒロム《やると決めたからには…俺はあなたに命預けます。だから…そちらも本気を見せてください》
マサト《当然だ!》
ヒロム《》
のモーフィンブレスにヒロムから通信が入った
『ヒロムくん…』
ヒロム《大丈夫だ。必ず帰ってくる》
『うん…。気をつけてね…』
エースは陣の運転するBC-04のクレーンでどんどん穴を降りて行った
マサト《どうだ、底は見えてきたか?》
ヒロム《まだです。深度は1500を超えた》
ニック《何だ!?下から急速に接近してくる物体があるぞ!》
『え…!?』
ヒロム《地上に向かってます!気をつけて!!》
マサト《何だと!?》
リュウジ《ちゃん!!下がって!!》
『はい!』
ガンッガンッ!!
下から現れた物体はBC-04にぶつかった
マサト《!!》
『バグゾード!!』
穴から現れたのは2体のバグゾードだった
バグゾードはリュウジとゴリサキに任された
『頑張って…』
マサト《ちゃん!乗れ!》
『え…!?』
マサト《俺のバスターマシンに乗れ!》
『あ、はい!』
はBC-04に乗り込んだ
マサト《このまま地上にいんのは危険だからな~》
『何で連れてきたんですか…』
マサト《Jたちじゃちゃんを守れない》
『え…?』
マサト《どっちかって言えば俺たちといる方が守れるからな》
『陣さん…』
マサト《ま、ちゃんと2人きりになれるし~♪》
『は!?』