第19章 地底3000メートルの共同作業
ビー!ビー!ビー!
特命部にサイレンが鳴り響く
「「「『!!』」」」
森下「司令官、群野地区、G-222ポイントでエネトロン異常消費反応です」
仲村「敵メガゾードの転送反応有り。タイプα(アルファ)です」
ヒロム「ずいぶん山奥だな」
ゴリサキ「その地区にはエネトロンタンクもないはずだけど…」
黒木「仲村、メガゾードの転送完了時間は?」
仲村「今出ます。…敵メガゾード転送完了まで…え!?」
『どうしたんですか…?』
仲村「0秒…転送完了です…」
「「「『え!?』」」」
みんなは一瞬の沈黙
「「「『えぇぇぇぇぇぇぇぇ!?』」」」
そして仲村のパソコン画面を見た
確かにそこには“0”の文字が
とにかく言われた場所に向かう4人
そのポイントに向かうと大きな穴が地面に開いてた
《アナライズ モード》
ヒロムはアナライズモードで穴の様子を司令室に送った
リュウジ《司令室、分析お願いします》
森下《穴の深さはおよそ3000mです》
ヨーコ《え!?3000mって深すぎじゃない!?》
ヒロム《敵メガゾードがこの下にいることは確かだ。エースで降りる》
リュウジ《無茶だ》
ヨーコ《だったら私が03で》
ヒロム《この穴の大きさじゃ、ローターが壁に激突する》
ウサダ《ヒロムの言う通りだね。残念だけど》
ヒロム《こうやって手を広げれば、エースでもギリギリ届く》
ニック《ムリムリ!ムリだって!絶対滑って落ちる!》
リュウジ《それに、敵が下から攻撃してくる可能性だってある。敵の有利な場所に乗り込んで戦うのは避けるべきだ》
ヒロム《でも…他に手段が!》
『わ~…ホントに深い…』
は穴を覗き込んだ
~♪~♪~♪~
森下《その近くのG-223ポイントの工場でメタロイドの目撃情報です》
黒木《穴の解析と対策はこちらで進める。お前たちは直ちにそこに向かえ》
《《《『了解』》》》