第19章 地底3000メートルの共同作業
ヨーコ「スタッグは日本語で…クワガタムシ!!」
ウサダ「正確には、スタッグビートルね」
ヨーコ「ビートは、カブトムシ!!」
ウサダ「テストに出したじゃ~ん。カブトムシはビートル。省略してるんじゃないの~?」
ヨーコ「ル、だっけ?」
『何読んでるの?』
ヨーコ「あ、!見て見て!昆虫図鑑!」
ヨーコはの目の前に図鑑を出した
『きゃぁぁぁぁぁぁ!!!』
ヨーコ「え!?」
『そ…それ以上近づかないで…?ね…?』
ヨーコ「え?え?」
ヨーコは図鑑をに近づけた
『いやぁぁぁぁ!!』
ヒロム「?」
そこにヒロムがやってきた
『ヒロムく~ん!!!!』
ヒロム「え!!?」
少し泣き気味のはヒロムに抱きついた
ニック「どうしたんだよ」
ヨーコ「これこれ」
ヨーコは昆虫図鑑を見せた
はヒロムの後ろに隠れた
ニック「昆虫図鑑…」
ヨーコ「そう。これ見せたらが悲鳴あげたの」
『だって~…』
ニック「何でそんなの読んでるんだ?」
ヨーコ「私、昆虫好きなの」
ニック「へぇ~」
ヨーコ「特に、クワガタとか」
『ひっ…』
ヒロム「へぇ…」
ヨーコ「何?悪い?」
ヒロム「いや、悪くない。花の図鑑見てるよりヨーコらしいよ」
ニック「『!!』」
ヨーコ「…ちょっとそれどういう意味?」
は身の危険を感じ、側にいたリュウジの元に逃げた
『また始まったぁ~…!』
リュウジ「ゴリサキ…胃薬もらえないかな…?」
ゴリサキ「どうしたリュウジ?具合でも悪いのか?」
リュウジ「ちゃんはいいんだけど…あの2人に加えて…先輩のお守りもって思うと…胃が…」
ゴリサキ「大変だなリュウジ…」
『何で私はいいんですか?』
リュウジ「ちゃんはちゃんと考えて動いてくれるからね…。俺が気づく前に気づいてくれるし…」
黒木「すまない」
『司令官…』
リュウジ「あ、いえ。大丈夫です」
黒木「だが今は陣とJ、それにBC-04、SJ-05…2機のバスターマシンも…ヴァグラスを倒すのに貴重な戦力だ。無論、お前たちと彼らの息が合ってこその話だが」