第3章 「13年前の約束」
リュウジ「ちゃん大丈夫!?」
『は、はい…』
そこに、ヒロムを抱き抱えたニックも到着した
ヒロム「あっ!!」
ヒロムのフリーズが解けた
ニック「なんてこった…!間に合わなかったか…」
リュウジ「聞いてはいたけど…面白いウィークポイントだな」
ヒロム「すいません…俺のせいで…」
ヨーコ「俺のせい!?自惚れすぎ。あたしのせいでもあるでしょ!リュウさんとだけにしたんだから」
ヒロム「いや…俺がいればなんとかなった」
ヨーコ「あたしは関係ないってこと!?」
『リュウジさん…』
はリュウジの後ろに隠れた
リュウジ「よしよし…」
リュウジはの頭を撫でた
ヨーコ「ずいぶん自信あるんだ…」
リュウジ「ヨーコちゃん!」
ヨーコ「…………」
ヒロム「自信じゃなくて事実。君のせいじゃない」
ヨーコ「あっそう。仲間のサポートいらないならなんで今更チームに参加したのよ!今まで通りお姉さんとこ行けば!!?」
ニック「そんな!!待ってくれ!!」
ヨーコはそのままスタスタと帰ってしまった
ヒロム「なんで怒ったんだ…?」
ニック「…ヒロム、そういうとこだ。原因はそういうとこ!!せめて笑顔で誤魔化せ!!ヒロムは笑顔が足りないぞ!」
リュウジ「これはなかなか…。ま、歳上としては見守っときますか…」
『そんなぁ…止めないんですか…?』
リュウジ「どうなっていくか気になるしねー…」
『ケンカは嫌いです…』
―――――
みんな管理局に戻ってきた
リュウジとは司令室にいた
『はぁ…』
ネココ「どうした?」
『疲れた…』
リュウジはゴリサキに肩を揉んでもらっていた
仲村「司令官。13年前…何があったか教えていただけませんか…?」
『!!』
黒木「あぁ…。ここに配属された以上は、知っておいてもらう」
リュウジ「…!」
黒木「かつて大南地区に…転送研究センターという施設があった。専用エネトロンタンクを持った最新の研究所だ」