第18章 その名はゴーバスタービート!
~♪~♪~♪~
陣の持っていたモーフィンブラスターが鳴った
黒木《陣!勝手なことはするな!》
それは黒木からの連絡だった
マサト「怒るなよ!くーろリン♪」
黒木《その呼び方はやめろ!!》
みんなは吹き出した
マサト「はいはい」
陣は電話を切った
マサト「怖いな、相変わらず。…お、ヒロム、それ訓練でやったのか?」
ヒロム「!!」
ヒロムの頬には絆創膏が
マサト「俺に負けたのがずいぶん悔しかったみたいだな!」
ヒロム「別に。通常の訓練ですし」
マサト「いいねいいね、若いねぇ!」
ヒロムは声にならない怒りがこみ上げる
リュウジ「まぁまぁ」
マサト「ま、頑張れよ。俺に勝てるぐらい強くなったら…メサイアとも戦える」
「「「『!!』」」」
ヒロム「行けるんですね亜空間!」
マサト「俺が戻るより簡単だ。向こうがどういうところか、その時になって怖気づくなよ~?」
ヒロム「まさか」
ヨーコ「絶対行きます」
も頷いた
その3人の肩を優しく抱くリュウジ
マサト「………………」
陣に呼び出されてバッティングセンターに向かうリュウジと
カキーン!
マサト「おっ!いい当たり~!ホームラン!」
リュウジ「何ですか?話って」
マサト「俺のバスターマシンどうよ。すげーだろ?」
リュウジ「えぇ…。まぁ…すごいですけど?」
マサト「気のない返事だなぁ。昔のお前なら、俺に聞かれる前にしつこく聞いてきたぜ。興味津々でさ」
リュウジ「…………」
マサト「13年前、お前がセンターに来たのもメガゾードの開発したいからだったし」
は小さい頃のことはあまり覚えてない
『(やっぱり…エンジニアになりたかったんだよね…なのに戦って…)』
マサト「ま、あんなことになっちまったが…マシンエンジニアになりたいってのは…本気だった」
リュウジは隣に移動してバットを持った
そして球を打ち始めた
リュウジ「えぇ。でも今は…」
カキーン!
リュウジ「…見ての通り、戦い専門ですから」
マサト「………何のために?」