第18章 その名はゴーバスタービート!
ビー!ビー!ビー!
仲村「メガゾード転送完了まであと30秒」
黒木「GT-02、発進!」
リュウジが乗ったGT-02はすぐにポイントへ向かった
モニターにその様子を映した
リュウジ《先輩、何やってるんですか!!》
エネトロン異常消費反応は陣とJの仕業だった
マサト《え?》
リュウジ《え?、じゃなくて!勝手にエネトロン持ってかないでください!泥棒ですよ!!》
マサト《何だよケチ!ちょっとぐらいいいだろ!》
リュウジ《はい、離れて離れて!ほら早く!》
ニック「自由すぎるな…あれ…」
『陣さん…』
呆れて何も言えない…
ウサダ「まるで小学生だね」
ネココ「だな」
ウサダ「ホントに司令官と同期~?」
みんなの目線が黒木に集まる
黒木「はぁ…」
森下「司令官、あのバスターマシン、以前設計図を盗まれた新型マシンのBC-04では?」
黒木「あぁ。そもそも13年前に陣が開発していたメガゾードが原型だ」
『へぇ~…』
黒木「まさか亜空間で完成させていたとは」
仲村「本当に天才なんですね…」
ニック「そうなのか?」
ウサダ「どうだか」
ネココ「あのキャラで天才とか言われてもな」
―――――
とリュウジは陣の元に向かった
リュウジ「先輩!」
マサト「あ?」
J「何だ?」
マサト「お前じゃねぇ!!」
陣はJを蹴り飛ばした
そこにヒロムとヨーコも到着
ヨーコ「またやってる…。仲悪いね。バディなのに」
ヒロム「陣さん。毎日毎日ムダな出撃させないでください」
マサト「しょうがねぇだろ。この俺のアバターも、あのマシンも、エネトロンがなきゃ転送できねぇんだ」
『それならもうすぐ正式に供給されますから!』
マサト「そんなもん待ってられるか!どうせくれるなら同じ同じ!な?」