第17章 亜空間から来た男
マサト「そうだろ?いきなり亜空間に道連れだぞ?英雄的決断だか知らねぇけど…お気楽に人を巻き込むなって話だよ!」
ヒロム「違う…」
ヒロムの手の力が強くなった
『ヒロムくん…』
ヒロム「あの時どんな思いで父さんが決断したのか…お前にわかんのかよ!!」
ヒロムは陣を殴ろうとしたが陣はその拳を止めた
マサト「おーおーおー…。やっと火がついたかい!どの程度の腕か知っときたい。俺に勝てたら亜空間のこと教えてやる」
陣はヒロムを投げ飛ばした
『ヒロムくん!!』
ガッ…
『!!』
マサト「悪いなお嬢ちゃん。手出すなよ?」
は陣に腹を殴られ、地面にうずくまった
ヒロム「…!!」
『だい…じょうぶ…』
ヒロム「うらぁっ!!」
ヒロムは陣に殴りかかるが一発も当たらない
《イッツ モーフィン タイム》
ヒロム「レッツ モーフィン!」
マサト「レッツ モーフィン!」
《イッツ モーフィン タイム》
変身した2人だったがヒロムは完全に歯が立たない
『(どうして戦わなきゃいけないの…!?味方じゃないの…!?どうして…』
はあることに気づいた
『(もし敵なら…私が戦ってもいいはず…。どうしてヒロムくんだけに…?……まさか…陣さんは…)』
ヒロムと陣は戦いながら廃工場に向かって行った
激しい戦いをしてる
は腹を押さえながら廃工場へ向かった
『ヒロムくんが一方的にやられてる…』
マサト《残念だったなぁ!》
ヒロム《まだだ…!》
マサト《そんなに知りたいかぁ?パパとママのこと》
ヒロム《それだけじゃない…!亜空間のこと何もかも…メサイアをシャットダウンするために必要なこと…!全部だ!!》
マサト《ちゃんのカケラのこともか?》
『!!』
ヒロム《何で…》
マサト《だから俺に勝ったら教えてやるって》
ヒロムはまた陣に向かっていった
『どうして…カケラのこと…私の名前まで知ってた…』
は陣の元に行こうとしたが
グイッ
『!!』