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*スーツを着た狼*【R18】

第10章 女の子の日





「はぁっ…、葵…ッ…」

「ぁっ、ぁんっ…!」

立っていた私を机の上に寝かせると、先輩は初めから激しく腰を打ち付けてくる。
私はただひっきり無しに喘ぐ事しか出来なくて…


「悪い…ッ、俺マジで余裕ねぇ…」

「せんぱっ…い…」

「…1回イってもいいか……?」

「んっ…」

荒い呼吸を繰り返しながら律動を続ける彼。
余裕なんて私だってない。
彼の問いにこくりと頷けば、より一層激しく突かれる。
最早ここが会社だという事も忘れ私たちは互いを求め合った。



「なぁ…今度はお前が上になって」

「……、」

一度イって避妊具を着け換えた彼が今度は椅子に座る。
そしてその上に跨がるよう促され、私は躊躇いながらも彼の膝に乗って腰を下ろした。


「ぁっ…、」

「…はぁっ……」

再び入ってくる彼のモノ。
一度欲を吐き出したはずなのに、ソレは衰えるどころかさっきより更に熱を持っている気がする。


「…次はゆっくりな」

「ん…、」

全てを収めきったところでキスをされる。
その甘いキスに応えながら彼の首に腕を回した。


「ふ……お前もその気になってきた…?」

「……、」

「さっき…お前の夢見たって言っただろ?」

「…はい」

「夢の中のお前…すっげーエロかった」

「なっ…、一体どんな夢見てるんですか!」

「…知りたい?」

「………」

その意地悪な笑みを見て100%嫌な予感しかしなかったが、気にならないと言えば嘘になる。
彼は私の太腿を厭らしく撫でた後、緩く下から突き上げてきた。


「ぁっ…、そんないきなり…っ…」

「夢の中のお前も…っ、こうやって俺の上で厭らしく腰振ってたぜ…っ?」

「っ…」

「ほら…っ、お前も動いて…?」

「ぁんっ…」

一際深く突き上げられる。
私は促されるまま、彼の両肩に手を乗せゆっくり腰を上下させた。


「んっ…ぁ、」

ぬるぬると内壁を擦られる感覚に声が漏れる。
すぐ目の前には、頬を上気させながら私の事を見上げている彼の顔があって…


「気持ちイイ…、ですか…?」

「…ああ……っ、すげぇ気持ちイイ…ッ…」

「…夢よりも…?」

ついそんな事を聞いてしまった。
そんな私に彼は笑みを浮かべ…


「…何?夢の中の自分に嫉妬してんの?」

「っ…」



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