第10章 女の子の日
先輩の優しい言葉に胸がきゅんとする。
彼は本当に私の事を想ってくれているんだ…
「お前と一緒に気持ち良くならなきゃ意味ねーからな…今回はその気持ちだけ受け取っておく」
「先輩…」
「けど……今度俺に抱かれる時は覚悟しとけよ?お預け食らった分、我慢利かねぇと思うから」
「っ…」
*
それから数日後…
「ぁっ…、せんぱっ…」
「ココ…もう硬くなってる」
「っ…」
そう言ってチロチロと胸の先端を舐めてくる先輩。
残業を終えた後…私たちはまた社内で愛し合っていた。
家に帰るまで我慢出来ないと、半ば強引に迫られたのだ。
「だ、め…こんな所で…」
「…もう誰も残ってねぇよ」
「でも…っ、」
「…お前だってこんなに感じてるくせに」
「ぁっ、ん…」
確かに彼の言う通りだった。
この間H出来なかったせいか、私の体は少しの刺激にも反応してしまって…
「…胸だけでもイけるように俺が開発してやろうか?」
「なっ…」
「そしたら生理中でもお前の事気持ち良くしてやれるだろ?」
「っ…」
冗談なのか本気なのか、そんな事を言いながら両胸を愛撫してくる彼。
そして私のアソコを自身の太腿で厭らしく刺激してくる。
「先輩…っ、それダメ…っ…」
「ふ…お前なら本当に胸だけでイけそうだな……けど」
「ぁっ…」
「今日は俺も我慢出来ねーから…」
下着の隙間からぬぷりと彼の指が入ってきた。
初めからイイ所を攻められ、思わず彼にしがみつく。
「…1回イかせてやる」
「あぁっ…!」
その言葉通り、もう1本増やされた指を中でぐちょぐちょと動かされた私は呆気なくイってしまった。
「はぁっ…、はぁ…」
「ほら…休んでる暇はねぇぞ?」
「っ…」
ビリッと避妊具のパッケージを破る先輩。
手際良くそれを自分のモノに着けた彼は、ぴとりと私の秘部へ押し当ててくる。
「…入れるぞ」
「ぁっ…!」
少しずつ入ってくる彼のモノ。
その熱と質量にひゅっと息を呑んだ。
「昨日…お前の夢見た」
「…え……?」
唐突にそう告げられ、閉じていた瞼を開け彼を見上げる。
「そのせいで…本当は朝からお前を抱きたくて仕方なかったんだよ…ッ…」
「ぁんっ…!」
そう言いながら、彼は奥まで腰を進めてきた。
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