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IN DREAM2

第4章 新たな仲間


「俺の名前はライセイ・ラゾーラ
龍族第ニ王子で、雷を司るインドリームだ
よろしくな」

「天族第七聖人、光を司るインドリーム
ユリエフ・フォン・ガルシウスです
よろしくお願いします、ライセイ君」

「初対面で怒鳴って悪かった」
「いえ、貴方のようにまっすぐ話してくれると、私は応えやすいです」
「そうか
あとのお二人さんは?」


「俺はヒルト・クローズ
風族で、風を司るインドリームのリーダーだ
こっちはクライヴ・ベネディクト
俺の友達でインドリームではないけど、闇を操る能力を持っているんだ」


ライセイはお互いの自己紹介を済ませ
イリヤと目を合わせて話し出す


「ヒルト達がここに来た目的は?」
「勿論、ライセイとイリヤを探して一緒に仲間になってほしいから。
遺跡に来る前に周辺の村々に聞き回ると、ここでインドリームらしき人物がいるってきいたからな」

「そっか~イリヤとライセイ、噂になっちゃったんだ
仕方ないっか!」

ご機嫌そうに呟くイリヤ

「何をされたのですか?
ここまで要塞に入っているのに、人目につくようなことをされるとなると、何か事情があってということですよね」


「・・・」


ユリエフの問いに、ライセイとイリヤは気まずそうに目を合わせ
しばらく沈黙を続けてからライセイから口を開き話し始めた


「実は、この遺跡を守る最強のゴーレムを作るために
特殊な魔力を持つ宝石が必要なんだ。
イリヤはこの遺跡でずっと過ごしていたが、インドリームとなったから旅をする必要がある
そうなると遺跡の守り手がいなくなる」
「それでね、イリヤは周辺の村人に聞いてると
闇の魔力に誘われてくる魔族がいて、そいつが額に特殊な宝石を持っていたらしいの
それが必要だから魔族を探しているんだけど、なかなか姿を現さなくて・・」

「その魔族、大きさは五メートル程で獣みたいな姿をしていないか?」

「え?」
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