第3章 登校初日
押しに負けてオールマイトは諦めた表情を浮かべ納得の笑みを落とした
『お先にどうぞ、オールマイト』
そう言うとオールマイトは死柄木に向かっていった
オールマイト「CAROLINA…」
死柄木「脳無」
オールマイト「SMASH」
死柄木が脳無と呼ぶと脳無は盾となって死柄木を守った
全然攻撃きいてないじゃない。
オールマイト「ムッ!!マジで全っ然効いてないな!!!」
オールマイトがパンチを何発くらえても脳無はビクともしない
死柄木「聞かないのはショック吸収だからさ
脳無にダメージを与えたいならゆうっくりと肉をえぐり取るとかが効果的だね……それをさせてくれるかは別として」
オールマイト「わざわざサンキュー
そういうことなら!!やりやすい!!」
オールマイトは脳無の腰を持ちバックドロップをきめた
口笛を吹きながら拍手をした
『やる〜』
そんなのもつかの間
脳無の上半身が地面をつたりオールマイトの背中にワープをしていた
脇腹に手をかけて指が突き刺さっていた
オールマイト「っ〜!!そういう感じか…!!」
死柄木「コンクリに深くつき立てて動きを封じる気だったか?
それじゃ封じれないぜ?脳無はおまえ並みのパワーになってるんだから
いいね黒霧。期せずしてチャンス到来だ」
あいついつの間にワープを…
オールマイト「あイタ!!君ら初犯でコレは…っ覚悟しろよ!!」
黒霧「私の中に血や臓物が溢れるので嫌なのですが…あなた程の者ならば喜んで受け入れる
目にも止まらぬ速度のあなたを拘束するのが脳無の役目
そして、あなたの身体が半端に留まった状態でゲートを閉じ引きちぎるのが私の役目」
緑谷「オールマイトォ!!!!」
先程まで相澤先生を担いでた緑谷くんが涙目になりながら
こちらへと戻ってくる
また怪我させる訳にはいかない
緑谷くんが手を伸ばした時目の前へ出た
『緑谷くん︎︎"︎︎止まって"︎︎』
黒霧「浅はか」