第3章 登校初日
「対 平和の象徴 改人︎︎"︎︎脳無︎︎"︎︎」
ベキ…ベキバキ
相澤「〜っ!!!!!」
「個性を消せる
素敵だけどなんてことはないね
圧倒的な力の前ではつまりただの無個性だもの」
グシャ
相澤先生が個性を使った瞬間得体の知れない怪物…いいや、脳無が腕をへし折った
相澤「ぐぁ…!!」
個性を消したのにも関わらず個性を使わずに素の力があれなんて…
オールマイト並みじゃない
峰田「緑谷ダメだ…さすがに考え改めただろ…?」
蛙水「ケロ…」
峰田くんは両手で口を塞ぎガタガタ震わせながら緑谷くんに問いかけた
「────…!」
緑谷は声を出せないくらい驚いていた時
ズズズ…
「死柄木 弔」
入口の所にいたワープの個性を持ったやつが現れた
「黒霧
13号はやったのか」
黒霧「行動不能には出来たものの散らし損ねた
生徒がおりまして……」
行動不能…まだ13号は生きてる。
あそこにいる生徒達は無事ね
黒霧「1名逃げられました」
死柄木「………は?
は──…はあ───」
ガリガリ…ガリ…
死柄木だと思われる男は首をガリガリと掻きむしりながら苛立ちを出している
死柄木「黒霧 おまえ…おまえがワープゲートじゃなかったら粉々にしたよ…
さすがに何十人ものプロ相手じゃ敵わないゲームオーバーだ
あーあ…今回はゲームオーバーだ
帰ろっか」
峰田「……?帰る…?カエルっつったのか今??」
蛙水「そう聞こえたわ」
峰田「やっやったあ
助かるんだ俺たち!」
蛙水「ええ、でも…」
峰田くんは喜びのあまり梅雨ちゃんへと抱きついたが
あきらかに胸を触っている…
梅雨ちゃんはそれに気付いて峰田の頭を掴み沈ませた
蛙水「気味が悪いわ、緑谷ちゃん」
緑谷「うん…これだけのことをしといて…
あっさり引き下がるなんて…」