第3章 登校初日
峰田「なぁ、緑谷
様子を見るだけだぞ…様子を」
蛙水「ケーロ…」
緑谷「うん、わかってる
危ないと感じたらすぐ逃げるから」
広場の方に着き相澤先生を見つけた
雑魚を倒していた時顔に手の面を付けたやつが相澤先生への方へ走りながら向かって行った
「23秒」
相澤「本命か」
「24秒…20秒」
相澤先生は捕縛武器を相手へ向けた
だが、それを相手は手でとらえた
相澤「ちっ!!」
「17秒」
相澤先生は捕縛を引っ張り相手を自分に引き付け相手のみぞおちへ肘をいれた
ドフ
いれたと思われたが相手の手で肘は受け止められていた
「動き回るのでわかり辛いけど髪が下がる瞬間がある」
相澤「っ!」
「一アクション終えるごとだ
そしてその瞬間は段々短くなってる
無理をするなよイレイザーヘッド」
相澤先生の肘の皮がボロボロと剥がされていく
なにあの個性…相澤先生の肘が崩れてる
見た限りあいつが触れた所だけが段々崩壊する
相澤先生は相手を殴り距離をとった
距離をとれたのもつかの間
後ろから敵が相澤先生へと襲いかかる
相澤「!」
避けているが相澤先生の個性じゃ長期決戦ももう限界に近い
私が出ていくしかないか…だが、出たらこの3人に被害が来た時守ってあげれない…どうすれば。
「その個性じゃ…集団との長期決戦は向いてなくないか?
普段の仕事と勝手が違うんじゃないか?君が得意なのはあくまで︎︎"︎︎奇襲からの短期決戦︎︎"︎︎じゃないか?それでも真正面から飛び込んできたのは生徒に安心を与える為か?かっこいいなぁかっこいいなぁ
ところでヒーロー。本命は俺じゃない」
相澤先生の後ろに得体の知れない怪物がたっている
そいつは相澤先生に襲いかかる
ゴッ…グシャ
緑谷「相…澤っ…先生…」