第3章 登校初日
「じれったいだけだ
ちゃっちゃと終わらそう」
蛙水「なんて力…!船が割れたわ」
峰田「うわああ!!!」
峰田くんは水中にいるヴィランに頭をモギり何個も投げていく
緑谷「ヤケはダメだ!!ああ、なんてことを…敵に個性が!!」
「何だこれ、きめぇ」
触らないって事は全然バレてないって事…
「船が沈むで1分もかからねぇ……
水中に入りゃ100%俺らの勝ちだ」
峰田「ひあああ!確かにいいい!!!」
蛙水「峰田ちゃん、本当にヒーロー志望で雄英に来たの?」
峰田「うっせー!!怖くない方がおかしいだろーがよ!
ついこないだまで中学生だったんだぞ!!入学してすぐ殺されそうになるなんて誰が思うかよ
ああ、せめて八百万のヤオヨロッパイに触れてから」
緑谷「︎︎"︎︎敵が勝利を確信した時が大きなチャンス︎︎"︎︎昔情熱大陸でオールマイトが言ってたよ」
峰田「何を…」
緑谷「勝つにはこれしかない!!」
緑谷くんは手を震えさせなが言った
私は緑谷くんの手を両手で握りながら
『さっきも言ったけど私が守るから震えなくても大丈夫
だから、最初は私に任せて
敵の動きを止めるからその後は3人で頑張ってね
貴方達なら出来る』
緑谷「病闇さん…」
緑谷くんは落ち着いて震えが止まった
止まったのを確認できたので私は手を離しヴィランの方へ体を向けた
「あんなピーピー喚いてやっぱガキだな」
「おい、油断だけはするなと死柄木さんが言ってたろ
歳で判断するんじゃない。個性を見ろ。常識だろが
水中じゃ俺らの個性が確実に有利なんだからよ」
『本当にそう?』
「あ?何だあの女」
『水中でも有利じゃなくさせてあげる』
「あいつ殺っちまうか!」