第3章 登校初日
緑谷「僕らの個性がわからないからこそきっとバラバラにして数で攻め落とすって作戦にしたんだよ
数も経験も劣る!勝利の鍵は一つ!僕らの個性が相手にとって未知であること!敵は船にあがろうとしてこない!これが仮説を裏付ける!」
『そんな顔しなくても大丈夫よ
殺されそうになったら私が貴方達3人を守るから。』
3人に向かってそう言いながら微笑んだ
峰田くんは少し安心したような表情を浮かべた
『貴方達の個性教えてくれる?』
蛙水「私の個性は跳躍と壁に張りつけるのと舌を伸ばせるわ
最長で20m程。あとは胃袋を外に出して洗ったり毒性の粘液…といっても多少ピリッとする程度のを…分泌できる」
ほぼ蛙と一緒のことをできる訳ね…
峰田「分…泌…!!」
蛙水「後半2つはほぼ役に立たないし忘れていいかも」
峰田「分…泌」
緑谷「薄々思ってたけど……強いね
僕は…超パワーだけど…使った先からバッキバキになる…もろ刃の剣的な…アレです」
緑谷くんはまだ自分の個性を使い慣れてない…?
超パワー…か。オールマイトと似てる
峰田くんは自分の頭をもぎり船の壁をくっ付けた
峰田「オイラの個性は超くっつく
体調によっちゃ1日経ってもくっついたまま
モギったそばから生えてくるけどモギりすぎると血が出る
オイラ自身にはくっつかずにブニブニ跳ねる」
使い方、戦い方によってはいい攻撃力になる
この場はこの子達に任せても大丈夫そう
どう戦うのかお手並み拝見ね…
緑谷くんと梅雨ちゃんは峰田くんを見ながら考えていた
無言で見られていたのが峰田くんの不安を煽り涙目になっていく
峰田「だから言ってんだろ
大人しく助けを待とうってよお!オイラの個性はバリバリ戦闘に不向きな〜〜!!うわあああああああ!」
緑谷「ちっ違うってば
すごい個性だから活用法を考えて…」
THOOM
緑谷くんが話してる途中でヴィランが攻撃してきた