第3章 登校初日
峰田「……!!みみみ緑谷ァ!!!」
峰田くんが緑谷くんの腕を掴んで助けを求める様に縋っている
その時水中にいたヴィラン達が騒いだ
「んのヤロォ!!殺してやる!!」
そう言いながら船の方へと近付いてきた
峰田「大漁だあああ〜〜!!!」
ブツブツ…ブツブツ…
緑谷くんがブツブツと1人で喋り始めた
私がこの状況を収められるけどやっぱり未来あるヒーロー達に判断は任せた方がいいわね
緑谷くんはブツブツ言ってるし今どうにかしようと考えるだろうし…
私は貴方達を見守るわ
緑谷「奴らに…オールマイトを倒す術があるんなら…!!僕らが今すべき事はその企みを阻止する事!戦って…勝つこと!」
『えぇ、そうね…』
ニヤリと私は口角をあげ一人言かのように発した
峰田「何が戦うだよバカかよぉ
オールマイト ぶっ倒せるかもしれねー奴らなんだろ!?矛盾が生じてんぞ緑谷!!雄英ヒーローが助けに来てくれるまで大人しくが得策に決まってらい!!」
緑谷「緑谷くん下の連中…明らかに水中戦を想定してるよね」
峰田「ムシかよー!!」
蛙水「この施設の設計を把握した上で人員を集めたってこと?」
緑谷「そう!そこまで情報を仕入れておいて周到に準備してくる連中にしちゃおかしな点がある
この水難ゾーンに蛙すっ…つっ梅雨っ…ちゃんが移動させられてるって点!!」
女の子の名前呼ぶだけで顔を赤くしながらキョドってしまう緑谷くん可愛い
遊びがいがありそう…
蛙水「自分のペースでいいのよ」
緑谷「あ、そうなの…」
峰田「だから何なんだよーー!!?」
緑谷「!
だからつまり!僕らの個性はわかってないんじゃない?」
蛙水「蛙の私を知ってたらあっちの火災ゾーンにでも放り込むわね」
緑谷くんも中々の頭の良さ…
やっぱり雄英は優秀な子が多いわね