第3章 登校初日
水の中には複数のヴィランがいる
ヴィランを眺めていたら梅雨ちゃんが2人の男の子を抱えながら水から飛び出てきた
『あっ…』
舌に巻かれていた子は緑谷くんだ
びたん
緑谷くんがおろされ次に…
ッダン!!
「つあ!!!」
紫…??
緑谷「あ、病闇さん!無事みたいだね!」
緑谷くんは起き上がり私を見た瞬間にそう言った
『緑谷くんも無事でよかった
どこも怪我ない?お姉さんが見てあげようか?』
冗談交じりで言いながら緑谷くんへと近付く
緑谷「え!ぼ、僕は大丈夫です!!!」
顔を真っ赤にし目を逸らしながら私へ言ってくる
『そう?残念〜…
ところで、寝っ転がってる君の名前は?』
伸びている紫の男の子に問いかけた
「オイラは峰田!」
峰田くんはそう言いながら私の事を上からつま先までエロい目付きで見てくる
『そんなに体が気になる?なら見せてあげようか?』
峰田「け、けしからん発言!!」
ペタペタペタ
緑谷「ありがとう、蛙水さん…」
峰田くんと喋っている時梅雨ちゃんが壁を登って戻ってきた
蛙水「梅雨ちゃんと呼んで
しかし大変なことになったわね」
緑谷「カリキュラムが割れてた…!単純に考えれば先日のマスコミ乱入は情報を得るために奴らが仕組んだってことだ
轟くんが行ったように…虎視たんたんと…準備を進めてたんだ」
私が来る前に何か雄英で起こっていたのか…
峰田「でもよでもよ!オールマイトを殺すなんて出来っこねぇさ!オールマイトが来たらあんな奴らケッチョンチョンだぜ」
蛙水「峰田ちゃん…殺せる算段が整ってるから連中こんな無茶してるんじゃないの?そこまで出来る連中に私たち嬲り殺すって言われたのよ?オールマイトが来るまで持ちこたえられるのかしら?オールマイトが来たとして…無事に済むのかしら」