第3章 登校初日
said.病闇
SKLIT!
BOOOM!
戻ってきた瞬間に激しい衝撃音が聞こえた
『あーれー。私また面倒臭いタイミングにでくわしちゃった?』
「貴女は…」
誰こいつ
イレイザーが目を離した隙にこっちに来たヴィラン?
『私が戻ってきた瞬間に面倒くさそうな事しないでくれる?
後︎︎"︎︎少しの間貴方︎︎動かないでくれる︎︎"︎︎』
「なっ!!」
『今のうちに君達2人離れな
一応優秀な生徒達だからって相手はヴィランだから
もし離れたくないなら私の個性使ってもいいけど』
2人に視線を送ると1人はすぐ離れてくれたがもう1人はこちらを睨みながら離れてくれた
『13号後は任せた』
13号「えぇ、ありがとうございます…!」
『あ、でも私少しの間って言ったからもう動いちゃ…』
「私の役目は散らして嬲り殺す」
私が言いかけた時あいつの個性が発動された
『あー!皆ごめんなさーーい!!』
かっこよく皆を助けて仲良くなれると思ったのにー!
ズズ…ズ…
『……っ!!!』
水に落ちる!!
「病闇ちゃん」
ビッ
何かに巻き付かれた
『君は…』
「ケロッ
蛙吹梅雨よ、梅雨ちゃんと呼んで」
『助けてくれてありがとう
梅雨ちゃん』
微笑みながらお礼を言ったら梅雨ちゃんの顔の表情が緩んだ
船に私を下ろしてくれた
下ろして直ぐに梅雨ちゃんは水の中に入り他の生徒を助けに行った
『あー、友達できちゃったかも、、
私も助けに行きたいけど水の中では喋れないから私は無個性と一緒だものね。』