第3章 登校初日
13号「それでは…水難事故、土砂災害、火事、暴風、etc
あらゆるじこや災害を想定し僕がつくった演出場です
その名も……ウソの災害や事故ルーム略してUSJ!!」
『そのまんまね…』
相澤「13号、オールマイトは?ここで待ち合わせるはずだが」
13号「先輩それが…通勤時に制限ギリギリまで活動してしまったみたいで」
オールマイト?制限ギリギリ?
オールマイト雄英の先生になってたのね。
制限ギリギリって事は活動出来る時間
何か隠し事でもあるとか、、
雄英にいる限り必ず会えるし今はいっか
イレイザーがここで待ち合わせるはずって言ってからここに来るって事だし
会えるのが楽しみね。
考えているうちに2人は話し終えていた
相澤「仕方ない。始めるか」
13号「えー始める前にお小言を1つ2つ…3つ…4つ…
皆さんご存知だとは思いますが僕の個性はブラックホールどんなものでも吸い込んでチリにしてしまいます」
緑谷「その個性でどんな災害からも人を救いあげるんですよね」
13号「しかし簡単に人を殺せる力です
皆の中にもそういう個性がいるでしょう」
チラッ
私を見ないで言ってもらいたいわ
13号「超人社会は個性の使用を資格制にし厳しく規制することで一見成り立っているように見えます。しかし、一歩間違えれば容易に人を殺せる゛いきすぎた個性゛を個々が持っていることを忘れないで下さい。オールマイトの対人戦闘でそれを人に向ける危うさを体験したかと思います。この授業では…心機一転!人命の為に個性をどう活用するかを学んでいきましょう。君達の力は人を傷つける為にあるのではない。助ける為にあるのだと心得て帰って下さいな」
まさにプロヒーローって感じのスピーチね
13号「以上!ご清聴ありがとうございました」
「ブラボー!!ブラーボー!!」
相澤「そんじゃあまずは…」
『っ!』
今のは何。寒気…?
周りを一気に見渡す
イレイザーの後ろに何か…っ!!
『イレイザー!!!後ろ!!!!』
薄々イレイザーも気付いていたのか私の言葉にすぐ気付き後ろを振り向いた
相澤「っ!!一かたまりになって動くな!!」
「え?」
相澤「13号!!生徒を守れ!」
「何だアリャ!?また入試ん時みたいなもう始まってんぞパターン?」
相澤「動くな!あれはヴィランだ!!!」