第4章 ⇒OURNAME(前)【明智光秀】【R18】
「やっ……そんなに音立てないで下さっ……」
六畳一間の狭い部屋にくちゅくちゅという卑猥な音が響く。
悪戯心が働いて梨沙の脚をさらに開いて、1本しか入れていなかった指を2本に増やして抜き差しをすると、その音はさらに大きく部屋に響いた。
「あああっ……っ……きゃっ……そんな奥までしちゃ……んぁっ」
「見かけは清楚かと思いきや、意外とお前はこういうことが好きなのか?」
「そ……それはぁっ……」
こちらの予想どおり、しばらく梨沙は顔を上気させたまま、困った表情をする。
反応が予想通り過ぎて面白いからしばらくこのまま弱そうな部分を責めてやろうか。
膣に入れた中指でいわゆる“Gスポット”を探っていると不意に梨沙の手が自分の後頭部に触れて抱き寄せられた。
「……光秀さんとするのは……好きに決まってます。
だから……これからもいっぱいしてほしいですし、私も飽きられないようにしなきゃ……」
いつも予想通りの反応をしてくるから面白がっていたはずなのに、こういうときだけ予想外のことを言ってくるとは。
そういえば、初めて会った日も、客としてお前と身体を重ねたときも、そして付き合ってからもそうだ。
俺はいつも意地悪を言ってお前で遊んでいるように見えるかもしれないが、本当にいつも重要なところではお前に絆されてばかりだな。
少し悔しくなって、見つけたGスポットを不意に刺激する。
俺をここまで煽ったのだから、仕返しくらい受けてもらおうか。
「っあ!だめっ……いっちゃっ」
「なんだ、”いっぱいしてほしい”んじゃなかったのか?」
「でもそんないきなりっ……あああっ!ほんとだめ、なんか出ちゃうからっ」
プシュッ……プシャアアアッ