第4章 ⇒OURNAME(前)【明智光秀】【R18】
「っっや……光秀さ……そんなみちゃやですっ」
「なんだ……しばらくしないうちに処女にでもなったか?」
梨沙の部屋でシャワーを浴びた後、袴から着替えた梨沙の部屋着を剥いでいるものの、掛け布団で体や顔を隠そうとするのでこう言うと、掛け布団で顔を覆っていた梨沙が目から上だけをのぞかせる。
「違いますっ……。だって……光秀さんの身体がその……きれいだから急に恥ずかしくなっちゃって……」
「なんだ、惚れたか?」
「私、光秀さんの予想より、ずっと光秀さんのこと好きです……」
「ふっ……くくっ……からかっただけなのにそんなに真に受けられるとは困ったものだな。」
梨沙の目を見ながら梨沙の気がこっちに向いているうちに、そっと掛け布団を剥ぐ。
身体の線を直接指でなぞると梨沙の身体はそれこそ処女のようにぴくっと反応した。
「ぁっ……」
往生際悪く胸を隠そうとする両腕は片手でまとめて頭上に縫い留める。
そしてそのまま胸の突起に吸い付きながら幼い子どもをあやすようにいう。
「お前は本当にあそこで働いていたのかと不思議になるくらいだな……。
……優しくするから……そう警戒するな。」
すると、梨沙はこくんとうなずいてそこから抵抗をしなくなった。
さきほどの式ではあれほど大人の女だったのに、さらにいえば2年前に梨沙を抱いたときよりも身体つきも大人の女性らしくなっているのに、どこまでも反応が素直で俺のいうことをこれ以上ないくらい純粋に信じているところは、はまるで少女のようだ。
そんなギャップが梨沙の魅力であるし、俺はそこに絆されているのだろう。
だが、この女であれば絆されるのも、いいかもしれないな。