第3章 PRISONER 【上杉謙信】 【R20】
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「あっ……お兄様ぁ……だめ……そこやあんっ」
お兄様の男性にしては長くてしなやかな指が私のナカで蠢くのを感じながら私は声を上げて身を捩じらせることしかできない状態になっていた。
はじめは中指1本だけを受け入れていたはずの私のソコは、もう片方の手で蕾を弄られたためか既にトロトロになっていて既に3本目が入ろうとしていた。
「毎日のようにしているというのに……十分にほぐさなければお前のココは処女のようにキツイな。」
そういいながらお兄様は3本目の指をゆっくり入れていく。
「んあああっ!はぁ……お兄様……」
そう……生理の日以外ほぼ毎日私たちはこんな行為をしている。
血がつながっていなくても表向きは“兄妹”だからこんなことを継続的にしてちゃいけないはずなのに、もっといえばこれだけ使用人がいる家なんだから絶対に誰かにはバレているはずなのに……。
それでも私はお兄様を拒めない理由が2つある。
ひとつは、お兄様の行動はふとしたときに優しさを感じるから。
今だって、結構激しく動かしてるけど、絶対に爪を立てたりとか痛い部分に当たるようなことはしてない。
「やっ……そこ……!」
「お前は本当にココが好きだな……お前が望むだけしてやろう……」
「やっ……だめ……ほんとにだめ……そこだけされたらおかしくなっちゃ……」
「ああ……お前のイくときの顔も俺だけのものだ……すべて見せろ……」
Gスポットに集中的に指を突き立てられると、散々焦らされてほてり切っていた身体はすぐに絶頂に持っていかれる。
「あっ……イくっ……お兄様イっちゃ……あああんっ!いや……いやあああああ」
プシュッ……プシュゥゥッ
いつもされているから慣れているはずなのに、毎日“初めて”のようにはしたなく潮を噴いて絶頂してしまう。
こんな恥ずかしい姿見せるの、嫌なのに止められない。
「まだだ……まだお前のその愛らしい姿を見せろ」
絶頂を迎えてもお兄様の指が止まることはない。
脳内がしゅわしゅわととろけるような感覚がどんどん抵抗する力を奪っていった。