The night dream of fairy【気象系BL
第8章 光と闇の狭間で…
和也は、翔に潤から聞いた話しを
すべて聞かせた。
翔は腕組みをして考え込む
翔「対する力かぁ…
今まで聞いた事がないなぁ…
もしかしたら…
父さんの残してくれた本の中に
ヒントがあるかもしれない!!
調べてみる価値はあるな」
和「…翔兄…
潤が言った
「自分の力を解放したら
深い眠りについてしまうかもしれない」って
力の解放をすると…
死んでしまうんですか⁇」
翔「…う〜ん…
可能性はあると思う。
和也は覚えてない?
昔、智を助ける為に
無意識に自分のカを解放して
智が、死んでしまうんじゃないかと思って自分の回復の力である、
生命のオーラを送り込もうと
した事があったじゃないか…」
和「はい…何年か前に
潤が智に真実を伝えた日ですね…。
覚えてますよ」
翔「あの時は、
俺は他の事に意識が向いてて
事の重要さを見落としそうになっていたけど…
潤は違った!
お前の命の危機に一早く気づいたんだと思う…」
和「……潤が?」
翔「うん、多分ね…
潤の事だから…
気づいていたと思うよ
まぁ…結果的に
止めてくれたおかげで、
お前は命を落とさずに済んだんだ…。」
和「そうだったんだ…
って事は
私達妖精は無限の力を持ってる訳じゃないんだ…
誰にだって限界があるって事⁇」