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The night dream of fairy【気象系BL

第7章 和也の以心伝心



潤「すまない…

ただ、智に復讐しようとする輩が、妖精の中にもいる事は事実なんだ…。」

和「それは誰⁇」

潤「……それは……」

(…潤…ここに居たいのなら、あいつを苦しめる事は許されない…)

頭の中で、あの人の声が響く…
潤は拳を握り締め悔しそうな顔をする。

和「潤?それは誰⁉︎」

潤「…ごめん…」

和「潤⁇」

潤「いずれ時が来たらわかる……

俺は…………

そんな奴らから智を守りたくって

記憶を一度全部消した。

そして、闇に生きる妖精だと

記憶を入れ替えた。」

和「そんなぁ…

じゃぁ…もしかして

昔の楽しかった思い出も…

あの日のどんぐりも…

かじゅ…大好きだよって

言ったくれた事も…

何もかもすべて、覚えてないと言う事ですか⁇」

潤「そうだ!!」

和也「なんで⁇楽しかった記憶を消したんですか⁇」

潤「それは…

もし、また何者かが 本当の真実を…

智の力で沢山の妖精が
犠牲になっていた事を伝えてしまったら…

その為に
悲し涙を流させていることを知ってしまったら…

たとえ自分が、
何も知らなったとは言え…

楽しく暮らしていた事に対して…

罪の意識に苛まれ…

自分を許せなくなり…

力の解放してしまい、深い眠りについてしまうかもしれない!!

もしかしたら、死んでいたかもしれない…」

和「そ、そんなぁ……………。」



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