• テキストサイズ

The night dream of fairy【気象系BL

第1章 始まり




その日の夜遅く
翔は帰って来た。

手には 沢山の食べ物を持っていた
羽根には 大きな傷があった…。

瞳は
燃えるような
赤い瞳をしていた…

翔「ふぅ…疲れた……」

翔はピアスを耳につけると、
赤い色は消え
いつもの優しい瞳に変わる。


和也「翔兄おかえり…」

翔「ただいま…。
智は⁇」

和也「寝てます…。
翔兄がそろそろ帰ってくるかなぁ…と思って、
疲れさせて寝かせました。
また、派手にやられましたね…」

和也は翔の羽根に優しく触れる

翔「 ふぅ、ん、んぁ⋯」

和也「翔兄…
気持ちいいの?」

不思議な事に

和也が羽根に触れると、

和也の羽根が光を放ち、

金色の光が翔を包み込み
羽根の傷が消えた。

翔「…あゝ…気持ち、いい…」

和也「ふふ…。」

翔「 ありがとう。

まぁ…仕方ないよ…。
人間界なんてこんなもんだ…。

それより和也の羽根
黄色で綺麗だね。

よかった…。
邪悪な色にならなくて…」

翔の話しに、
笑顔で話していた和也の顔が曇り

和也「…智は……。

智は多分…
ブルーになります。」


翔「………そっかぁ……。」

翔は思った。
(生まれた時から
和也の笑顔には癒しの力があった

でも、
智の瞳は、
深い闇に囚われてしまいそうで、
意識が失われてしまうような
そんな、錯覚に陥ってしまいそうだった…。)

/ 203ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp