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The night dream of fairy【気象系BL

第6章 新たな決意


和也が考え事をしていると…

雅「そういえば…翔ちゃんは?
また、さとちゃんを探しに…おもちゃ屋さんのリカちゃんの棚覗いているの?」

和「本当に……ねぇ、探しているって言うよりも、自分の趣味の服を探しているじゃないんですか⁇」

和也は、大きな溜息をついた。

和「ところで…
智の事、動物達から何か情報があったですか?」

雅「情報⁇
う〜なんかあったような…」

和也は立ち上がる

和「!!何ですか?

なんでもいいです…

あれから5年の月日がたったのに、
智の消息は依然として、全くわからずじまい。

そんなの絶対におかしすぎます!!

潤達、悪の組織がなんらかの手を回しているとしか、思えません!!

可哀想な翔兄は…
今でも…
必死に探していて…」

雅(カズちゃん…
さっき翔ちゃんの事…バカにしてたようなぁ…)

和「翔兄は…疲労で抜け殻のようになって…
毎日のように

赤い目をして…悲しいにくれてます。」

和也はグスッと泣く

雅「…翔ちゃん…可哀想…グスッ…」
和「……グスッ…」
2人は目頭を押さえる。

雅「…………あれ?

翔ちゃんは力を使うと赤い目になるよね!」

和「あっそっかぁ…!(テヘペロ…)

和也はふざけた様に照れ笑いをする。

そこへ翔が帰って来た。

翔「ただいまー…。疲れた!」

翔の耳にはピアスはない。

ソファーに屍のように大の字になった

和「ほら、赤い目で…抜け殻でしょ」

雅「…まぁ…ねぇ」

翔はダメ妖精のようにソファーで伸びていた。
和也は翔の所まで来た。

和「翔兄今日はどこに行ったの?

翔「 警察署だよ!」

翔は起き上がりソファーにしっかりと座る。

翔「あそこには、俺の力を必要としてくれる人間が沢山いるし…
情報も入りやいと思うんだよ。」

和也も翔の横に座ると
雅紀もその反対側に座った。


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