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The night dream of fairy【気象系BL

第4章 〜真実…そして〜




智「潤君も⁇
で?わかったの?
真相が…」

潤「…うん!

すべてわかった!
なんで、あの日
あんな事が起こってしまったのか

本当の真実が…」

智「…真実が…」

智の頬に触れる。

潤「大きくなったなぁ…智」
智には聞こえない小さな声で呟いた。

雅紀「あっこんな時間だ!!!!

2人が起きちゃう!!

さとちゃん!!
帰らなきゃ!!!!」

智「うん!
潤!一緒に来て…
みんなに紹介したいから」

智は潤の手を引っ張って
急いで帰ろうとする。


潤「あいつらも、
こっちに来てるんだ。」

潤はちょっと複雑そうな顔をした。

智「⁇?」

潤「ふふふ…

まぁ〜いいから…
急ごう!」

3人が家に向かう途中…

雅紀「待って…」
智「え?どうしたの?」

雅紀は立ち止まり、
辺りを見渡してる。

雅紀「…誰かの声がする…
誰かが、泣いてる…」

潤「え?…誰もいないよ」

雅紀は羽根を緑に輝かせ

周囲の声に
耳をすませて

雅紀「うん……いる…」

雅紀の身体の動きがピタっと止まり
雅紀「あっ…いた!」

雅紀は声の方へ行ってしまった。

潤「え?…本当に誰かいるの?
…雅紀って」

智「うん!!
雅紀は動物の声が聞こえるの

苦しみも
喜びも
動物達と会話ができるんだって…」

潤「そうなんだ…。
便利な力だね!」

智「潤君は?」

潤「俺の力?
俺は…」

潤は智の腰に手を回すと

アゴに手を添えて軽くクイッと引き

自分の方へ向ける

そして、だんだん…
潤の顔が智の顔に…

智「…ずっん…」
潤「クス…言えてないし…

それにしても、
智の瞳 綺麗だね
羽根も俺好みだ

早く食べちゃいたいなぁ〜」
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