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The night dream of fairy【気象系BL

第4章 〜真実…そして〜


ドンドン!!!

みんながゆっくりとお茶をしていると
突然病気のドアがなった。

「先生!!
風間先生いますか⁇」
ドンドン ドンドン!

風間「はい!
どうしたんですか?」

そこには女の人が立っていて
手には何か抱えていた!

女性は涙をいっぱい流しながら
取り乱した様子だった。

「うちの猫が…
うちの猫が…交通事故にあって…
先生…助けて下さい!
助けて!!」

女性はその場に泣き崩れる。

女性が抱えていた猫は
血で真っ赤に染まったタオルに包まれていた。

風間は女性から猫を抱きかかえると

風間「すぐに診察台へ…
お預かりします!」

「はい…。
先生よろしくお願いします!」

風間が診察すると
猫は意識はなく…
ぐったりしている

風間「…酷い状態だ!!
呼吸が弱いなぁ…

心臓も弱ってる…

出血が多すぎる…


残念だけど…
手遅れだ…。」

雅紀はピアスを外すと羽根が緑に輝く。

雅紀「風間くん!!
その子まだ生きてる!

苦しい…助けてって言ってる

お願い……
助けてよ!!」

雅紀は猫の頭をなでなでしながら
涙を流した。

風間「でも…出血が多すぎる…

手術して、
これ以上出血したら…

出血多量で死んじゃう…

出血さえ何とかなれば…

助ける事ができるのに!…
クソ〜!!!!」

雅紀「風間くん!!!!
諦めないでよ!!!
なんとか…
なんとかしてあげてよ!!!!!」

風間が震える手で
メスを握ると

和也が猫にそっと触れる。

和也「止血は私がします!!
こんな大きな動物の
怪我を治す事は出来ませんが、
血を止める事ぐらいできます!」

和也は、ピアスを外すと
羽根を輝き
出血が止まった。


和也「風間
早く!!
私が止めている間に…」

猫は黄色の光に包まれた…

風間「うん!!!
わかった!!

猫のくるしそうな顔は変わらない

風間は手術を始めるが
猫の体が小さいすぎて
手が、入っていかず…
風間が、苛立ちはじめる…。


風間「…ダメだ!!!!

体が小さい…。
これ以上奥まで進めたら…
この子を傷つけてしまうかも…

どうしたらいい?


どうしたら……。」

風間の顔から焦りの色に変わり、

汗が噴き出す!!
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