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The night dream of fairy【気象系BL

第4章 〜真実…そして〜


〜人間界〜

空は澄み渡るような青空だった。

3人は大きな山の上にたどり着いた。

智「翔ちゃん凄い綺麗な山だね!
この山何て言うの⁇」

翔「富士山だよ!
日本で一番高い山なんだって…」

和也「凄いですね!
私達の山と違って…
岩だらけですね!」

翔「まぁ…火山の山だから仕方がないよ!
さっ急ぐよ!
もう少し先の川まで行くよ!」

3人は大きな川まで来た。
土手で待っていたのは
雅紀だった。

雅紀「みんなよく来たね!
疲れたでしょ!」
智「大丈夫だよ!僕たち歩くと遅いけど…
3人で飛べば早いんだ!
ここまであっという間にだったよ!」

3人は仲良く手を繋いで、
ここまで飛んで来たのだった。

雅紀「そっかぁ…
さっ早くオレの家に行こう」

翔「雅紀、ごめんなぁ…。
他に頼るところがなくて…
しばらく、お世話になります…。」

雅紀「大丈夫だって!!
風間君にはちゃんと伝えてあるから!
自分の家だと思ってゆっくりして…
さぁっ行くよ!」

可愛いたぬきの絵に、
風間の動物病院と、
書かれている看板があった。

赤い三角屋根の白い家があり
雅紀が
扉をトントンと叩くと
中から男の子が出てきた。

智は初めての人間に
どうしていいかわからず
怯えたように、身を縮める。

風間「こんにちは。
風間俊介です!

君達が、
雅紀の友達だね!

こんな可愛い子が
いるなんて意外だね!」

その優しい喋り方に…
一瞬で、恐怖は消えた。

智「…。
大っきい…
これが人間⁇
羽根がないけど。
どうやって飛ぶの?」

和也「智は、何にも知らないんですね!
人間は飛びませんよ!」
人間は何の力も持たないんです!!
私達の力がないとダメ何ですよ!

風間「…ダメかぁ…。
まぁそうかもね!

雅紀のおかげで

商売繁盛だかね!」

和也の目が輝く!!

和也「商売繁盛!!

私達の力お金になるんですね!!!」

金になるなら…


翔「和也!!!
いい加減にしろ!」

和也「ちぇっ…」

智「…和也。」


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