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The night dream of fairy【気象系BL

第3章 〜決意〜


智は和也の方をしっかり見て

智「カズ…
僕と一緒に人間界へ行ってくれる⁇」

和也「えっ人間界へ」

智「…うん!
僕…人間界に行って
確かたい事があるの…。」

和也「確かめたい事⁇」

智「…うん…。」

和也は智の頬に
両手で優しく包み込む


和也「…智…
確かめたい事って
何?
大切な事⁇」

智「…うん…。
僕にとっては…
大切な事!!」

和也はしばらく智の
顔をジッと見つめたが
諦めたような顔をして

和也「…解りました…。
智は、頑固だから…
一度行くって言ったら
ダメって言っても
又1人で行っちゃいそうだし

一緒に人間界に行ってあげますよ!」



智「…カズ!!
ありがとう!!


でも、僕もうそんな子供じゃないよ…。」

智の唇を尖らせて、言う姿は
子供そのものだなぁ…と、

和也は思った。
和也はクスクス笑う。


和也「ほんとですか?

でも、その代わり、
約束してください!

絶対に、無理をしない。

私から離れないで下さい。

そして…
今後
何かに悩む事があったら
私に教えて下さいね…。」

智「…う、うん。約束するよ!
必ず…」

和也「それじゃ…
行きますか?」


智「今から…⁇」

和也「今からは無理ですよ…
あのヘタレを説得しないと
いけませんからね…。」


智「あっ翔君ね…。
又変な服出してくるのかなぁ…

ほんと、変態なんだよ…
……」


智の深いため息に和也は、目を白黒させた。

和也「智…変な服⁇」

和也は
智の言葉も気になりつつ
翔をどうやって丸め込むか…
悩むのでした。


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