The night dream of fairy【気象系BL
第3章 〜決意〜
翔「なかなか寝てくれなくて…
和也が起きるといけないから…
外に出たんだ…。
満月で…
とても綺麗だった…。」
智「僕…。」
智はガタガタ震えだす。
翔「智⁇」
智「僕が泣いたから…
翔「でも…俺が子守歌を歌ったら
すぐに泣き止んで…」
智の頬に触れて
キスをした、
翔「可愛い笑顔で…
ほんと天使かと思っだ…」
智はキスをされても
震えていた。
翔「智?」
智「僕が…
僕が泣かなかったら。
父さん達は…
死ななかった」
翔「えっ…智…⁇
違うよ!
泣いたから死んだじゃない…。
両親は事故だった!!!
そもそも…智は
妖精界にいたんだ…。
2人の死と智は関係ないんだ…。」
智は黙って頷く事しか出来なかった。
翔が、後ろから優しく抱きしめてくれているのに
身体も、心も冷たく…
頭の中で
言葉が…
(お前は闇の力の持ち主なんだ。
お前の両親は、なんで死んだと思う…。
お前があの日大泣きをして…
時を止めたから…
お前の両親は死んだ!
お前のその冷たい目は…
人の心を奪う!!
お前の力は、人を惑わす!!)
ずっと…
ずっと…
響いていて
どんどん…身体が冷たくなっていった。
誰か…
僕を温めて…
そう思った…。
翔「…智。」
翔が智をベッドに押し倒し
翔「お願い…。
約束して、
智は人間界に…行ってはダメだよ。」
智「えっ?」
キスをしながら上に着ていた服を脱がし
智の白い肌にある、可愛い2つの突起にキスをする。
智「んあぁっ!!!」
翔「智はこんなに可愛いんだよ!
人間に見つかったら…
きっと…
きっと…あんな事や…
こんな事や…あーダメだぁ〜!!」
智「えっ…翔君⁇バカなの?」
智は怒って跳ね飛ばし
ベッドから降りる
智「…翔君もしかして
僕が人間界に行っちゃダメな理由って…」
翔「そうだよ!
リカちゃん人形の
可愛い服着せられて…」
智「リカちゃん人形…⁇」
翔「…俺だって…
智に着せてみたいのに…」
翔の手にはふりふりのメイド服が…
智「翔君⁇変態なの…⁇
僕はそんなの着ません!!バカ…!!」
智は翔に思いっきり平手打ちをして
部屋から出て行った!
翔「智〜〜俺のこいつどうするんだよ!!」
智「知らないよ!!
ヘタレ!!!」
智の冷たい声だけが部屋の中に響きわたるのであった…。