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The night dream of fairy【気象系BL

第13章 妖精の夜の夢 ~すべての未来~



握っていた智自身を

ゆっくりと緩めながら

ゆっくりと出し入れをする

「あ、ん…ッは、ぁ…」



智の甘い声を聴きながら
後ろからを突起をこねくりまわし、

耳にふっと息を吹きかけられれば

再びビクンと躰が反応する。



「可愛い」


「っふ、あぁっ…!!」



くちゅりと耳を舐めれれて

腰が砕けそうになった。



「あ、っ…ぅ、んぁっ、やっ…」



智は自ら腰を振り快感を得ようと
腰を動かすたびに、

先走りでぐちょぐちょになった。



「自分から腰ふっちゃって…
気持ちいい?」


「ん、あっ…ッ、

きもち…いっん、ぁっ…

はっ、もっと…もっと…カズ…

おいらに…ぁっ」


「仰せのままに」


「…っ、ふぁぁ、ん」



鏡越しに、私はほくそ笑むのをしている




「ひ、ぅあっ…ん、んぅっ」



律動が速くなって、

私は腰を掴む手を強くする。

さらに、腰を動かして

快感を得ようとした。



「…っあ、んく…ッ、も…ふ、ぁっ」


「………っ、く…智、」


「ひっ、く…んッッーーーー!!!!!!」



次の瞬間

決定的な衝動が全身を駆け抜け、

ぐぢゅっと白濁を撒き散らした。

すぐに私も智のナカで絶頂を迎え、

ナカに熱いのが流れた。



「…っ、ん……」


「…ッ。……あー…

ぐっぢょぐちょだね(笑)」


「カズのばか…」



向かい合って、

甘くとろけそうなキスした。

そして、二人でクスクス笑った。

本当に幸せだったのに……。





智は不意に悲しい顔をした




「カズ…今まで本当にありがとう…

そして、サヨナラだよ

おいら…

世界で一番カズが大好きだよ…」



智は私の頬に触れると




だんだんと



薄くなっていく






私は…


何が起こったか解らず…

さっきまでそこにあった幸せが

砂のようにさらさらと

手の中からこぼれ落ちてしまいそうで…


必死に智の腕を掴もうとするが…






智はもう一度微笑んで…



バイバイ…

と唇を動かし


闇に消えていった……。
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