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The night dream of fairy【気象系BL

第12章 無償の愛



光はさらに強く輝くと

光一の羽根はがキラキラと輝き

次の瞬間…



翔と同じ真っ赤に染まっていった。


「光一の羽根きれい…」


「これは・・」

光一は羽根を見ると
自分の羽根に触れた

「…こんな奇跡が起こるのか?」

「光一……

これで、元通りだね」

雅紀は光一の羽根にキスをする

「アッ…雅紀…」


「そっちの方かっこいいよ、光一…」


二人は再び見つめあう



「光一、ホントにごめんなさい。



でも、これでまた、光の妖精に戻れる

後のことは俺に任せて、



光一は光の世界に戻って…


今度こそ幸せになってね…」



雅紀は光一から離れると

和也の前まで来た。


「カズちゃん、

今までの事は全部俺が悪いんだ・・


だから、光一ことは許してあげて



お願いします。」


雅紀は頭を深々と下げた。



「今回の罪は、

俺一人で償っていくから…」

言い終わると顔を上げた。


和也は突然

雅紀の顔に向かって一発殴った。



雅紀は何が起きたか理解出来ず

殴られた衝撃で尻もちをついてしまった。



「雅紀!



いい加減にしろ!!


もう、終わりにしよう…

こんな事繰り返していたって


誰も幸せにはなれない。」


和也は雅紀に向かって手を差し伸べた。



「カズちゃん・・・」


雅紀はその手をとり、和也は引っ張り上げた。


「雅紀・・

智に代わって謝るよ・・



『慧の事は本当にすいませんでした!!!』」



和也と翔そして、潤は二人に向かって頭を下げた。



「カズちゃん・・

みんな・・こんな俺に」



「雅紀・・

智の為にも幸せになってよ・・・」


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