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The night dream of fairy【気象系BL

第11章 再開と別れ



その言葉に
智は信じられないとばかりに 呆然となる。

雅紀はその様子をみて、
悲しそうな笑みを浮かべると

ゆっくりと離れようと立ち上がる。

智の目からは絶え間ない涙が流れ始め

離れて行こうとする 
雅紀を引き戻そうとするが

後ろへ突き飛ばされてしまう。

智「まさき?」


雅紀は光一の前に立ちはだかり 
瞳をジッと見据える。



光一はその姿に、
更に苛立ちを募らせると 顔を苦痛に歪ませた。


雅紀「おい!!光一!!!!

やるなら俺にしろ!!


俺にもう守る家族はいない!!


悲しんでくれる弟もいない!!


俺は智の為に犠牲になる!!!!!!!!」


そして、光一の所へ突っ込んでいった!!


智「雅紀!!!!


やめて!!!!!!」


智は悲痛な叫びを上げると立ち上がる。


光一はニヤッと笑うと
光の玉を雅紀にぶつけた!!


雅紀「うわぁ〜!!!!!!」


智「まさき!!!!!!!!」

智は助けに行こうとするが

光の玉は雅紀の身体を飲み込んでいった。

智「光一やめて!!!!!

また、僕の為に犠牲者が出るのは嫌だ!!

お願い・・・

大切な人をこれ以上失わせないで・・・

僕はどんな罰でも受けます!!!

もう、二度と光の妖精には近づきません・・

だから、お願いします。

光一・・・・・


雅紀には手を出さないで!!!!」

智は懇願しながらも 
光の方へと飛んで行こうとした。

その時後ろから

にゃ〜

と言う猫の鳴き声がして侑李が走ってきた。

侑李はシッポで、智を制止させて
その場に止めさせると

そのまま光の玉の中に飛び込んでいった。

光はだんだんと大きくなり…

光の中で…

閃光がおこり

雅紀「ギャ〜!!!!!!」

断末魔が響きわたる


次の瞬間 


ドカ~~~~ン!!!

爆発音が鳴った。


真っ黒い黒煙と共に

雅紀と侑李と智の姿は見えなくなった。


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〔kouのつぶやき〕

帰って来てくれて、本当にありがとうございます!
大好きな作品に又再び会えて、幸せです!

このサイトの作家さんは私にとって、妖精さんと一緒で
夢や希望をあたえてくれる!!

最高の人達です!!
幸せな時間を本当ありがとうございます。

kouより

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