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The night dream of fairy【気象系BL

第2章 〜運命の歯車〜



智「でも、僕の羽根の色
何色になるんだろう…。
みんなピンクがいいって言うけど…
僕は……」

雅紀「青だよ!」

智「えっ?」

金縛りのように、智は動く事ができなくなった。
さっきまでの、ほのぼのとした雅紀ではなく
まるで何者かが、乗り移ったようだった。

雅紀「お前は…
闇の力の持ち主なんだ。
お前の両親は、
なんで死んだと思う…。
お前が あの日 大泣きをしたからだ…

お前が時を止めたから…
お前の両親は死んだ!!!

お前のその冷たい目は…
人を深い眠りへ誘う…

お前の力は、
時を止め、人を滅ぼす…

お前は妖精界にはいらない力なんだ…。
カズも翔も…
お前の力に怯え…
愛してなどいない!!

お前がここにいれば、
2人も死ぬ事になる。

早く人間界に行け!!
行ってしまえ!!!

お前を待っている仲間がいる!!」

智「人間界に…
仲間⁇」

雅紀「お前の闇の力を必要とする…
お前の仲間が………。」

智はいきなり激しい頭痛がおき…
そして、誰かに殴られたような錯覚になり…
視界が真っ暗になり、意識を失った。
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