The night dream of fairy【気象系BL
第2章 〜運命の歯車〜
和也「智!!…智!!」
智「…カズ⁇
あれ⁇
ここは…
マー君は?」
智が目を覚ますと
そこはいつもの双子の部屋だった。
和也「智!!
人間界すごいんだよ!
すごく大きいテレビがるんだよ!
私達の家より大きいんだよ!!!」
智「…そうなんだぁ…。」
智は…
ボーっと天井を見ていた…。
雅紀「サトちゃん起きたんだね!
お昼寝する〜!!
って言って…
すぐに寝ちゃうんだもん!」
翔「智はどこでも、
すぐに寝ちゃうからね…」
智「マー…く、んの瞳… 」
雅紀「…瞳⁇」
智「 緑じゃないよね…」
雅紀「 サトちゃん…
まだ寝ぼけているのかなぁ?」
目を開けたまま寝てるのかなぁ⁇」
智「も〜…起きてるし…。」
智は拗ねたそぶりを見せると
再び布団の中へ、
潜ろうとする。
雅紀「あっ…サトちゃん!!
もう寝ちゃダメだよ!」
智はさっきの低い声とは違う
優しいマー君の笑顔を見て、
すべてが夢だと思ってしまった。
雅紀「さぁ…サトちゃん
布団から出ておいで…
あっ!!!!
サトちゃんの羽根…
青い色に染まってる!!」
和也、翔「えっ!!!!」
智が慌てて布団から出てくる。
羽根を広げると
そこには普通の妖精より
はるかに立派で
大きな、青い色の羽根があった。
翔「………。」