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The night dream of fairy【気象系BL

第2章 〜運命の歯車〜


翔「雅紀!!」

雅紀「さとちゃんは
オレが見てるから
2人で行って来なよ…」

森から出て来たのは、
緑の羽根で
緑のサーペンティン石のピアスをした
雅紀だった。

雅紀は翔の友人で、
動物と会話できたり
不思議な言霊を使い、人や動物の心を
動かしてしまう事もあった。

翔「雅紀!!久しぶりだね!
てっきり人間界にいると思ってた!!!

あっ!!そういえば、あの犬 大丈夫だったの⁇

雅紀「うん!!!

わんこに 話しを聞いたら…
寂しかったんだって…
飼い主さんが仕事で忙しくて…
遊んでくれなかったから…
イジケてご飯食べなかったから
動けなくなっちゃたんだって…

人間に伝えたら…
喜んで、 毎日散歩するようになったらしいよ!

すごく元気になって…
ご飯たーくさん食べるようになったの!!

友達になったんだよ!」

智と和也は目を丸くしていた。

智「人間とお話しするの⁇
してもいいの⁇」

翔「雅紀は、特別!!
ミナクルボーイだから…
本当は妖精は人には見られちゃダメなんだけど…
雅紀は、動物と話せるから…

たまたま知り合った人間が
いい人で、意気投合して…
今では、殆ど人間界で生活をしているんだよ!」

雅紀「うん!!
風間君って
本当にいい奴なんだ!
オレ大好きなんだよ!!」

智「人間は 悪い人じゃないんだ…。」

雅紀「そうだよ!智
人間だって
俺たちと一緒だよ!

今自分で 見たり 聞いたりした事が
真実か偽りかを
ちゃんと見極めるんだ!

真実から目を背けないで、
自分に与えられた運命を
しっかり認めるんだ…」

智「運命⁇真実⁇…」
雅紀「…うん…。」

雅紀は、智の頭を撫でてしながら
ニコニコ笑顔で言った。

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