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The night dream of fairy【気象系BL

第2章 〜運命の歯車〜



和也「チェッ…。
少しぐらい…」

翔「ダメ!!
人間界はこことは違って…
全部が大きいんだよ!
自然も少なくて…

突然、大雨が降ったり、
台風って言うすごく強い風と
雨が降って来たと 思ったら…
硬い物まで飛んで来て…
排水溝にはまって…
羽根に傷がついて…
大変な事になって…
ブツブツ…」

和也「…あの日排水溝に落ちたんだ…。
本当に…
翔兄って…」

智「…?なんの話⁇」

翔「…とにかく!!
遠くから様子を見るだけ…!!
心配だから
俺も一緒に行くから…。」

和也「えーー!
一緒に来るの⁇
私1人で大丈夫だよ!」

翔「ダメ!!ダメ!!ダメ!!
なにかあったらどうするの!?
絶対ダメ!!」

和也「……翔兄が行く方が危険だと思うけど…。
ねぇ〜智。」

智「…そうだねぇ…。(ふにゃ)」

翔「なんか言った⁇」

和也「別に…。

でも…
翔兄が一緒に行ったら
智はどうするの⁇」

翔「…………。」

和也「1人で家に留守番させるの⁇

襲われちゃうよ!

誘拐されちゃうよ…。」

翔「…襲われる…
誘拐される…。
ブツブツ……。」
智「僕大丈夫だよ。」

翔は智をジーっと見つめて

翔「…こんな天使のような妖精を1人…
ダメだぁ…」

翔は頭を抱えて
ブツブツ…ブツブツ…

智、和也「…ヘタレだね…」

和也「私は
今のうちに、行ってくるよ…智!!」

智「そうだね…
翔君…動かないし…。

おみやげはスイーツが欲しいなぁ…。」

和也「……智…お土産…ねぇ…
じゃっ 行っくるね!」

和也は智の口にチュッと触れるだけのキスをした。

翔「ダメ!!
俺もする!!

じゃなくて…行く!!」

?「翔ちゃん…本当にヘタレだね!」
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