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The night dream of fairy【気象系BL

第8章 光と闇の狭間で…


強い目力ビームを受け取った
俺は仕方がなく

また、隠れた。

岡田君も俺の姿を確認すると

うん、うん、とうなずいてくれた。

犯人はそんな事つゆと知らずに

ニヤニヤしながら話しを続けた。

「刑事さん!!

俺はなぁ…

何匹も妖精を知っているんだけど…

その中でも、青い妖精って言うのがいて

そいつが歌を唄うと

羽根が綺麗な青色に染まるんだよ。

それで、その妖精がターゲットに触れると

身体が青く輝きだして…」

岡「青く輝く⁇」

「ああ、そうなんだ!!

不思議だろ⁇

妖精に触れられただけで、

身体が青く光って寝ちゃうんだ。

今日の刑事さんみたいに!!


寝た奴は身体を触っても…
殴っても…

絶対に起きないんだよ…。」


しかもだ!紫の妖精がいれば

誰かに見られても…

記憶を消してくれる。

今日は紫は居なかったけどね…

まぁ〜
だから俺達は仕事がやりやすいんだよ。」


犯人は考え込んだ。

「でも…今日はおかしいよなぁ〜

なんで刑事さん途中で目が覚めたんだよ!!

目さえ覚めなければ、

捕まらなくでもよかったのに…」

バン!!


岡田君が机を叩いた!!


岡「おい!!

お前はさっき、

たまたま通りかかったら

俺が口を開けて寝てたから

財布を取ろうとしたって言ってなかったか?」

「あっ………」

岡「だけど、今の話しだと

計画的犯行だよなぁ。

妖精を使って、犯行の為の準備をさせて

窃盗をしていたって事だよなぁ〜」

さすが刑事さん
確実に犯人を追い詰めている…
 
俺は感動で目を輝かせていた!!


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