The night dream of fairy【気象系BL
第8章 光と闇の狭間で…
俺達は犯人を逮捕して
警察署に連れて帰ってきた。
そのまま取り調べ室に連れて行き
事情聴取を始めた。
俺も部屋の隅っこで
バレないように
隠れて聞いていた。
岡「おい!
あの場所で何度も窃盗事件があったが
全部お前の仕業か?」
男は口角を上げて
ニヤッといやらしく笑った。
「俺じゃねぇ〜よ。
今日はたまたまだよ。
た、ま、た、ま〜ベンチの前通ったら
あんたがヨダレを垂らしながら
寝てたから…」
岡「寝てたからなんだ!!
取ろうと思ったのか?」
「フフフ…
そうだよ…
あんな無防備な格好で寝てたら
誰でもやりたくなるだろう。
フフフ…
ハハハハ…
あっでも刑事さん…。
あんた変な趣味あるんだな。」
岡田君は顔が⁇
になった。
男がニヤニヤしながら言った言葉の意味がわからなかった。
岡「変な趣味?」
「 惚けなくでもいいぜ…
誰にも言わないから…
刑事さんが
可愛い人形持ち歩いているなんて…
フフフ…
絶対に言わないから(笑)」
犯人はさらにいやらしく笑い続けた。
岡田君が何も言わないのをいい事に
男はペラペラ話しを続けた。
「なぁ…刑事さんが持っていた人形
あれ、妖精だろ?
フフフ…
俺はなぁ〜
本物の妖精見たことあるんだぜ!!
すごく可愛いくて
エロいんだよ!
特に青いのがセクシーなんだよ!!」
翔「何⁇
青いのって…
智君⁇
この男…
俺の智君に…
色目を使っているのか⁇
許せない!!」
俺はこっそり近づこうとしたら
岡田君に見つかり睨まれた!!
その強い目力は俺に…
「翔…我慢だ!
もう少しだけ、抑えろ」
って言っているみたいだった。