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【進撃の巨人】ティアドロップ

第7章 ジュエル


「意外と食べるんですね」


「そう?

いつもこのくらいは食べるよ」


コーヒーを飲みながら話す。


コーヒーも飲むんだな...。


いつも紅茶に砂糖多めだから甘党なのかと思ってた。


「ここ出たらエレンの部屋行っても良い?」


「良いですけど...なんもありませんよ、俺の部屋。

地下室なんで...」


ただ寝るだけの場所だ。


「良いよ、行ってみたいの」


「分かりました」


会計を済ませ、地下室に向かう。


ここのお金もキョウカさんが出してくれた。


なんか情けねぇ。


「着きました」


扉を開け、キョウカさんを招き入れる。


「お邪魔しまーす」


「ほんと、なんもないですけど...」


ベッドに座って貰う。


「行きたいって言ったの私だし気にしなくて良いよ。

もしエレンが良くて、リヴァイ達の許可も取れたら私の部屋に住む?」


「え、良いんですか!」


1つ屋根の下!


「もちろん許可が降りたら、なんだけどね」


「喜んで!」


「良かった。

じゃあ上には話を通しておくね。

また決まったら言うから」


「はい!」


キョウカさんと一緒に生活出来る可能性が出来るなんて...!


思ってもみなかった。


「今日はありがとうね、楽しかった。

じゃあおやすみ」


「あ...」


キョウカさんが帰っちまう...!


「あの!」


「ん?」


「今日も...もし良ければ泊めてくれませんか?」
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