第7章 ジュエル

ワンピースの下から手を差し込んだ。


手に触れた下着は薄く湿っている。


｢すげ...｣


｢んっ...｣


下着の横から指を1本侵入させた。


ヌルリと指が滑る。


｢ん...ぁ...｣


その感触を楽しむかのように指を行ったり来たりさせる。


｢やぁ...意地悪しないで...｣


｢でもキョウカさん、こんなところで良いんですか？

いつ誰が来るか分かりませんよ｣


｢良い...声、抑えるからシて...｣


蕩けた顔を向ける。


｢あなたが望むなら｣


キョウカさんの下着を剥ぐと、自身を取り出し、突き立てた。


｢あぁっっ...｣


｢く...きつ.....。

声、抑えるんじゃかったですか？｣


｢中を解さずに挿れるなんて、せっかちさん｣


クスリと笑う。


｢あなたが煽ったから我慢出来なくて...｣


ガンガンと腰を動かす。


｢ん、あぁ、ぁ、ん...｣


2人分の体重の掛かったソファーはギシギシと音を立てて軋む。


｢は、ぁ.....そんなに締めたらすぐイッちゃいますって...！｣


ただでさえイクのを我慢してんのに、キュウキュウと容赦なく締めつけられる。


｢だって...ぇ.....あ、きもち...｣


目を瞑り、俺に身体を委ねる。


信頼されてる感じがして、すげークる。


｢あっ、あ、ダメぇ.....声、我慢出来な...｣


程なくして身体を大きく震わせた。


｢イッちゃいました？｣


｢うん、イッちゃった...｣


照れたように笑う。