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【進撃の巨人】ティアドロップ

第13章 任務前夜


「エレンも飲む?美味しいよ」


「飲みません。

俺、そういうことはちゃんとしたいですから」


「真面目だね、エレンは。

そういうところも好きよ?」


「っ...」


「顔赤い、可愛い」


頬をつつき、クスクスと笑う。


「不意打ちは反則ですっ。

しかも兵長の前で...!」


「なんだ、俺が居ちゃまずいのか?」


「可愛い」


「ヤるなら自分の部屋に戻ってヤれよ。

ここでおっ始めるられたら迷惑だ」


「し、しませんよ!」


いきなり何を言い出すんだ。


「お酒おかわりちょうだい?」


「勝手に飲め。

俺の好みじゃねェ」


瓶ごと手渡されたキョウカさん。


「...」


......なんかキョウカさん、兵長とばっか話してる気がする。


「浮かない顔だね、エレン。

暇かな?」


「あ!いえ、そんなことないです!」


「そ?なら良いけど...」


「キョウカさんと兵長って、仲が良いんですね」


「え?」


「あ、いえ、すいません」


思っていたことがつい口に出ていた。


「別に、仲が良い訳ではねェが。

よく酒を飲む相手だ」


「セックスも、ですよね」


「さっきから突っかかって来るな、エレン」


「キョウとのセックスはただの欲求解消だ。

主にキョウのな」


「ちょっと、そんなことまで言わなくて良いじゃない」

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