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私、入社3年目で狙われてます【R18】

第4章 嫉妬と誘惑


「お、お疲れさん。あれ?資料は?」

呑気に聞く足立



「…あぁー、デスクにありました…」


無理矢理な笑顔を作り返す真琴


それに、気づく小湊は

「先輩、少し付き合ってもらっていいですか?」



そう言い、真琴を外へと連れ出した





「何かありましたよね?もう教えてください」



「……っ…く……」


真琴は先程のことを思い出し泣き出す


「っ!…どうしたんですか!」



「ひっ……私、やめておけば…っ…よかった…」


「え?」


「ごめんね…傷付けて…っく…最低だった…私。」


小湊に泣きながら謝る



「そんな俺だって…俺だって、無理矢理して…」


「私…副社長と恋愛なんて、無理だった…」


「どうして…」


「伊織さんに言われて気づいたの。…副社長と恋愛なんて釣り合うわけないって…だから…振り返れば、私は最低だったなって…」


今までの自分を振り返り、小湊にしてきたことに申し訳なさを感じた



「簡単に関係持って…簡単に無かったことにして、ごめんなさい」



「そんな…!やめてくださいよ。」



小湊は自分が無理矢理してきたことを謝る



「先輩は、俺が守ります。」


「へ?…」


「そうやって傷付けて来る人は許しませんよ。いくら偉い人でも…ね?」


「ありがとう。」


「ほら、先輩。」


「ん?」


「ちゃんと立って」


ニコッとした小湊



「支えてあげますから。ちゃんとお話聞かせてくださいよ」


「っ…小湊くん…」


真琴は小湊の優しさを改めて感じる



「ありがとう…」


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