第1章 黄色さん
二宮さんにラインをすると、
「翔ちゃんも一緒でいい?」と
返ってきた。
私は、「もちろん!」と応えた。
櫻井「かんぱーい!…てかさ、
意外な組み合わせ!笑」
今日はお二人の行きつけの、
個室のある飲食店。
「たまに飲みに連れて行って
もらったりするんです!」
二宮「この人お金ないから。」
と二宮さん。
「え!でも奢ってもらったこと
無いですよ!?割り勘じゃないですか!!」
二宮「え?この前一円多く
出してあげたでしょうが!」
櫻井「え、ケチすぎっ!ははっ!」
「そんなこと根に持ってるんですか!?」
二宮「私にとっては大事なんです。」
なんか櫻井さんと
初めて食事したけれど、
打ち解けられてよかった。
二宮「ちと…トイレ。」
私の左隣にいた二宮さんが
席を立つ。
櫻井「…ニノのこと気になる?」
え、何を急に…。
2人で話してたから
勘違いしたのかな?