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バレンタインデーの思い出

第1章 黄色さん




もう2月。



あの日から二宮さんとは

連絡先を交換してもらって、

たまにラインや電話している。



仕事の時に会うことも

多々あるけど、そういう時は

前と変わらない感じで…。




二宮「おぅ。おつかれー。」


「お疲れ様です!あ、お水要ります?」




櫻井さんにお水を頼まれて、

ペットボトルを取りに来た。




二宮「あー、いる。」



「はい、どうぞ!」



二宮さんにもお水を渡して、

私は櫻井さんを探す。



二宮「誰探してんの?」



「あ、櫻井さんです!

頼まれたので…。」



キョロキョロ…。どこだ??




二宮「…あーあのさ、

今日もハマグリ食べに行く?」




「…なんですか、その誘い方。笑」



でも嬉しい。





あれ、なんで嬉しいんだ??


またわたしのくだらない話に

付き合ってくれるから…?




そこに櫻井さんの方から

やって来た。



櫻井「ちゃーん。」


「あ、すみませんっ!!


お水おまたせしました!!」



ペットボトルを渡す。



すると、櫻井さんは

二宮さんの手に持ってるお水見て、



櫻井「ニノも水…?」



二宮「あー、うん。」



あ、そだ。さっきの返事!



でも櫻井さんもいるし…


後でラインすればいいかな?



「あの、二宮さん。

後で連絡します!」



二宮「あー。や、うん。」



私たちの会話を聞いて、


櫻井さんは「?」って顔してた。






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