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バレンタインデーの思い出

第2章 赤色さん






それからしばらくして…



櫻井さんは相変わらずスーパーに

来てくれる。



でも、挨拶程度しかしない。



明日はバレンタインデー。


スーパーにはチョコレートが

たくさんだ。



「店長!これ、義理チョコです!」




店長「ありがとう!笑


本命にはあげないの?」



「本命って…笑」




店長「ほら、いつも来てる人!」




「な、なんでですかー!

本命じゃないですよ!

よし、そろそろ休憩戻ります!」



貴重品を入れる手提げに忍ばせた、

本命チョコ。





今日の昼になんとか作った。



渡せるかわからないし、

来るかわからない。



でも、待ってたいんだ。



レジ打ったらさりげなく渡す?


それとも、袋詰めで

バレないように仕込む?






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