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バレンタインデーの思い出

第2章 赤色さん




櫻井「お待たせー!」



「もう積もってますよね、結構。」


櫻井「ここも、雪積もってる。笑」



そう言って、私の帽子の雪をはらう。



初めて触れられた。



心拍数が上がる…!





ああ、私はこの人に


恋してしまったんだ、と


改めて実感してしまった。




櫻井「雪だるまつくーろー!」


「ドアを開けてー!」



櫻井「ふははっ!!


うわー!冷た!!


もうこの際、大きい雪だるま作る!!」



公園には街灯がひとつだけ。


これなら櫻井さんも

身バレせずに遊べるか!




ゴロゴロゴロゴロ…



「だいぶ大きくなりました!!」



櫻井「俺のも!あ!じゃあそろそろ

この上に乗っけて…よし!」





夢中で転がし続けて、

結構大きめの球体が出来た。




シンプルにお顔は作らず、

近くに落ちてたバケツを


頭の上に置いて完成!!





櫻井「はぁー!めっちゃ手がっ!!


冷たいっ!!笑」




「感覚がなくなりました!笑」





私がそういうと、


不意に櫻井さんの手が、


私の両手を包んで来た。







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