第1章 黄色さん
二宮「ん。マジだ。うまい。」
「ほんとですか!?よかったぁ!!」
好きな人に
美味しいって言ってもらえて、
かなり舞い上がってしまう。
「少しあっためて食べると、
中がとろ〜っとして
もっと美味しいんです!!」
二宮「じゃあさ、今度また
食べさせてよ。出来立て食べたい。」
「…あ、え?」
二宮「俺はが好き。
付き合ってください。」
横を見ると、
柔らかい笑顔の二宮さん。
急展開で、ドキドキが止まらないけど、
私も自分の気持ちを
伝えないと…!
「…私も…好きです!」
二宮「嬉しい。」
それからどちらからともなく
キスをした。
「…こういうのって
恥ずかしいですね。」
二宮「いや、ハート形のケーキ
作るよりは恥ずかしくないっしょ。」
「え、バカにしてますっ!?
かなり勇気がいるんですからねっ!」
二宮「でも、マジで嬉しかった。
俺だけ特別なんだ、って。」
そしてまたキスをした。
今度は深く…
二宮「ハマグリ食べに行きませんか?」