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バレンタインデーの思い出

第1章 黄色さん





櫻井サイド





「では、また後ほど呼びに来ますね!」


そう言って楽屋を出て行ったちゃん。



ほんとに手作りで作って来てくれた。


でも、名前書いてあるのが

なんか怪しい…。



「ニノ、ちょっと中身見せて!」



二宮「えー、閉まっちゃいましたよ。」


「いいから!!」



ニノはカバンから箱を取り出し、

中身を見た。


すると顔色が変わった。



「見せて!…はっ…マジかよ。笑」


明らかに俺らとは違うハート形。


本命ですって書いてあるのと同じ。



相葉「え!ハート!?」



俺の横からヒョコッと

顔を出してケーキを見た相葉くん。



わかってはいた。


でも、こんなにショック受けるとは。



二宮「誰かのと…


間違えたんじゃありません?」




は?



これでもお前は、

ちゃんの気持ち無視すんの?




「いや、間違えるはずない。

これがちゃんの気持ちだろ?」




二宮「…っつーか、重いわ。」


とか言いつつ、

カバンに丁寧にしまうニノ。



あー。俺はいつも蚊帳の外。


ハッキリ振られた方が

よっぽどマシだったよ。




でもこれで諦めがつく。


「ちゃんと後で、

お礼言いなよ?」





櫻井サイド終わり



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